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伝統の技術に感銘を受けました。
 2007.12.03 Mon
written by さき姉☆
「建て起こし」という技術があることを、知りました。

地震で倒れかけた家を修復するためにこの技法が使われたそうです。


以下記事です。


下の写真は、3月25日に発生した能登半島地震で被災した洋品店の「マルタ屋」だ。築35年で、輪島市門前町の総持寺の近くにある。地震で大きく傾き、被災後の応急危険度判定結果は「赤」(危険)だったが、「立て起こし」という伝統建築の修復技術で改修した。
 
被災直後の様子




 32-2.jpg



現在の「マルタ屋」

32-1.jpg

マルタ屋は間口の変形があまりに大きかったので、地元大工や住民たちは建て替えざる得ないと思っていた。だが、門前町総持寺周辺地区まちづくり協議会が、「木造建築は多少傾いても復旧できる」と声を張り上げた。

 協議会メンバーであり、金沢市で設計事務所を営む武藤清秀さん(むとう設計)は、「古い町屋建築や社寺建築が、長期的な地盤沈下で傾くことはよくある。復旧技術も確立している。ほとんどの住民は『赤紙』が張られると、びっくりして建て替えなければならないと思う。その誤解を解くのが大変だ。だがプロの誰かがやらなければ、建物は残らない」と話す。

建て替え費用の3分の1

 マルタ屋のオーナーである高作昌年さんは、建物を残せることだけでなく、費用や工期にも引かれた。「解体・撤去して新築し直したら、3000万円はかかるということだった。家族は被害にショックを受け、『いっそ建て替えよう』と言っていたが、私としては直るものなら直して使いたいと思った」。改修費用は1000万円。建て替えた場合の3分の1に収まった。営業再開は地震発生から約3カ月後だ。

5人でジャッキをかける

 復旧の決め手になった立て起こしは、ジャッキで建物の水平・垂直を取り戻す作業だ。伝統建築の立て起こしを何度か手掛ける棟梁の中村清光さんが指揮し、5人の大工がジャッキをかけた。

 マルタ屋には、傾斜が進まないように、応急的な筋交いが取り付けられていた。そこで、まずアンカーを打ってワイヤーとジャッキを設置しながら筋交いを外し、土壁を落とした。その後、構造が動くように柱や梁に打ち込まれたくさびを緩め、ジャッキを締め込んで水平・垂直を取り戻し、くさびを打ち直すという作業を繰り返した。傾斜が戻る際に反動で逆側へ倒れ込むのを防ぐため、傾斜を戻すのとは逆方向にもワイヤーを張っておくのがポイントだという。

 震災した総持寺周辺の建物では、11月現在までにもう3棟が立て起こしで建て替えを免れた。被災した一般住宅の復旧方法として、立て起こしがもっと広がっていくことを期待したい。

09:31:25 | 工法 | comments(0) | trackbacks(0)
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