木材のバイオマス燃料への転用
 2008.02.05 Tue
written by さき姉☆
近年の温暖化対策として、バイオマス燃料が上げられますが、
穀物の高騰の引き金にもなってるとかないとか。

トウモロコシやサトウキビなどのでんぷんや糖素材からエタノールが作られて、
それをバイオマス燃料として使ってきたわけです。


ただ、
肉食が増え、家畜も穀物を食べる、人間はもちろん、温暖化で収量減、

そこにバイオマス燃料・・・


ちょっと難しいと思いませんか?


食料と競合してしまうと、やはりよくない、ということで、



木材もバイオマスの原料のひとつとしてあげられるようになりました。


しかし、
バイオマス燃料にする際に、リグニンという食物繊維みたいなものが、セルロースに結合しているので、邪魔になって木材を糖化することができない。

ここで、活躍するのが「不朽菌」

しかも、白色不朽菌の中には炭水化物をほとんど分解しないで、
リグニンを優先的に分解する仲間がいるそうです。

それらを使って、木材からリグニンを取り除き、残った炭水化物にセルラーゼなどの、酵素を作用させてブドウ糖にし、さらに発酵してエタノールを作ろうというわけです。


たとえば、解体して出た木材や、製材や建築の際にでる廃材の利用などは、こういうことに利用されると、
ますますエコロジーですよね。



リグニンは糖の類ではなく、フェノール系で、ココアなどの食物(硬いものには入っているみたいですね)に含まれ、難消化のため、腸のお掃除もしてくれるらしく、
ダイエットやら、成人病予防にも役に立ちます!!



そして、リグニンの結合が、「ダイオキシン」にていることから、
「白色不朽菌」を使って、
ダイオキシンなども分解することもできるそうです。




この力を利用して、ダイオキシンなどで汚染した土壌をきれいにしようとする試みもなされています。


建っている家に「不朽菌」がついてしまって、キノコの館のなってしまうと、
朽ちて住めなくなりますが、
思いがけずいろんなところで役に立つこともあるのですね^^
17:10:48 | 環境 | comments(0) | trackbacks(0)
comment
comment posting












管理者にだけ表示を許可する

trackback
http://sakis.blog46.fc2.com/tb.php/366-7c658c5d
| HOME |